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フレイルという言葉を聞いたことはありますか?ざっくり説明すると、「虚弱」という意味です。これは、健康な状態と要介護(寝たきり状態)の中間に位置する言葉です。フレイルにも、もう少し軽度なプレフレイルという状態がありますが、今回は総じてフレイルでまとめてお話しします。

フレイルの特徴としては以下のようなものがあります。
1.身体の虚弱
2.こころ/認知の虚弱
3.社会性の虚弱

身体の虚弱とは私の仕事に最も関係している、サルコペニア(加齢に伴う筋肉量の減少)やロコモ(運動器(筋肉、関節、骨、神経)の機能低下によって、移動能力(歩行や立ち上がりなど)が制限される状態)があります。こころ/認知の虚弱としては物覚えが悪くなった、なんだかやる気が沸かないなど。社会性の虚弱とは人との交流を避け家に引きこもりがちになることです。これらは老化の前兆であると考えられています。

レッスン中にも良くお話しさせて頂きますが、やる気がないとかめんどくさいというのは危険信号です。これは40代でも起こります。面倒臭いという言葉がお客さんから日常的に出てきたら危機感を感じます。もしかしたらプレフレイルの段階かもしれません。こうなると危機感を持って運動しなければならないと思います。もしかしたら体力の低下が始まっているかもしれません。

しかし、フレイルの段階ではまだ希望があります。それはフレイルは可逆的であるということ。つまり、元の状態に戻すことが可能だからです。フレイルの段階で、体力を付け、社交性を高め、いろいろと勉強することで老化を遅らせることが出来ると言われています。定期的な運動を心がけ、多少面倒臭くても表に出て日光を浴びましょう!!

詳しい情報は下記の東京医師会のページをご覧ください。

東京都医師会ホームページ