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ここ数年よく耳にするエビデンスベース。エビデンスベースとは結局どういうことなんでしょうか?ChatGPTに聞いてみると、

「エビデンスベース(evidence-based)とは、科学的根拠に基づいて意思決定や方針策定を行うアプローチのことです。エビデンスベースの考え方は、医療や保健分野を中心に広まり、その後教育、社会政策、経済、経営などの幅広い分野でも適用されるようになりました。エビデンスベースのアプローチは、客観的なデータや研究結果に基づいて最善の判断を下すことを目的とし、その過程で主観的な意見や経験に頼ることを最小限に抑えることを重視します。」

とのことです。大学院で学ぶことになるとこれが全てになります。何か考える時はすでにそういった論文が出ていないか?科学的根拠のないないものは認められないというのが基本です。前例で言われているかどうかが基本的概念になります。私の場合、パーソナルトレーニングで実際のお客様をみるという臨床経験は非常にありますが、その指導の全てが科学的根拠に基づいているものかと言われるとそうではありませんでした。実際実験をするときに、経験則ではこう思うというと、担当教授からはダメ出しされます。それはどこに根拠があるのか?と。私の考えとしてはエビデンスベースは非常に大切だと思いますが、それだけに踊らされる必要はないと思います。実際の指導の中で気づいたことが必ずしも論文になっていなくてもそれで上手くいくならそれでいいと思います。しかし、自分の指導の幅や知識を広げるのであれば、論文には必ずあたるのは必要だと思います。大学院で学んだ成果は、論理的思考能力の構築です。自分で仮説を立てたら必ず論文を探します。その上で、自分なりに自分の指導に落とし込むクセが(トラウマ)付きました(笑)根拠のない指導や言論ではなく、自分が発言することには必ず根拠を探すようにしています。自分がこう思うは大切ですが、その根拠を探す習慣を付けておくと、トレーニング指導だけでなく様々な勉強をするときに役に立つと思います。