ちょっと小難しい話

カテゴリー加圧トレーニング
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加圧トレーニングをやっているといろいろ考えることがあります。
まぁだいたい時間が空くと加圧トレーニングのことを考えていますがあせる
最近思うのは、加圧トレーニングの頻度。
先日、神戸のリョウさんと話をしたときに、こういった質問をしてみました。
「なんで、加圧トレーニングって週1回とか2回じゃないとだめなの???」と。
リョウさんの答えは、「毎日やってもいいんじゃない?」とのこと。実は私の持論もそうなんです。
私の中で、自分なりの仮説があるのでそれを今日は書いています。トレーナー以外の方にはオモロナーかもしれませんが、読んでみてください。
通常の筋力トレーニングの場合、相当な上級者ではない限り、筋力トレーニングの頻度は、週2~3回だというのが通説です。
筋肉は、ハードなトレーニングにより傷がつきます。いわゆる筋肉痛(炎症)の状態。これは筋肉を肥大させるための、重要な過程で、この傷を修復することで、筋肉が大きくなるといわれいます。筋繊維の周りには、筋サテライト細胞という、筋肥大に重要な細胞が付着しており、炎症を起こしている筋繊維の亀裂部分から、細胞が入り込み、筋繊維内で融合し、筋繊維が太くなっていくと考えられています。また、筋損傷に伴いインターロイキン6(IL-6)が筋の再生を刺激、肥大を助長するということも言われています。
この炎症が治まるのが大体48時間から72時間くらいだといわれています。そのため、身体が完全に回復して次のトレーニングを行えるようになるには週2から3回くらいのトレーニングが最適であるといわれているのです。
しかし、加圧トレーニングでは、血中炎症マーカーであるクレアチンキナーゼの上昇が見られないと「加圧トレーニングの理論と実践」の中で書いてありました。また、インターロイキン6も、筋損傷を伴わず筋繊維そのものから分泌されると・・・。
ということは、筋の炎症を伴っていないため、いわゆる超回復という理論が当てはまらないのでは?と思っています。
その結果、加圧って毎日やっても良いのでは???
と仮説を立ててみました。まぁ今毎日やっているのは人体実験に近いものがあるんですけどね。
あと、勘違いがあっては困るので言っておきますが、これはあくまで筋肥大を目的とした場合のことです。毎日やることで、自律神経系にどういった反応が出るのか?免疫系、循環器系などなど・・・分からないことや実証されていないので私はなんともいえませんのであしからず得意げ