「運動はいつから始めたらいいですか?」
これは本当によく聞かれる質問です。
人は、満たされている時にはそのありがたみに気づきにくいものです。
空気や水が当たり前にあるように、健康や痛みのない身体も、失うまではその価値に気づけません。
身体も同じです。
健康なうちは、「まあ大丈夫」と思いがちですが、不調が出てからでは遅いこともあります。
では、運動はいつ始めればいいのか?
答えはシンプルです。
👉 可能な限り健康なうちに始めるべきです。
たとえば四十肩になってから改善しようとすると、痛みのある状態からスタートしなければなりません。
ダイエットも同じです。体重50kgの人と60kgの人では、同じ運動でも感じる負荷がまったく違います。
腰痛だって、発症してからでは遅いのです。
腰を守る筋肉を**“今のうちに”**鍛えておけば、多くの不調は防げるかもしれません。
最近スクイーズにご入会いただいた方も、まさにその典型です。
1年前からご入会を検討されていましたが、膝の痛みが悪化し、ついにはしゃがむことすら難しい状態に。
その間に他の体調不良の疑いもあり、ようやく治療が落ち着いてからのご入会となりました。
健康は「当たり前」ではありません。
日々の積み重ねがうまくいっているから、今日も元気でいられるのです。
歳を取るのは、誰にでも平等に訪れます。
私自身も「死ぬまで自分のことは自分でできるように」と思い、運動を続けています。
特別にハードなトレーニングをしているわけではありません。
むしろ、昔より扱う重量は軽くなりましたが、運動の頻度だけは落とさず、ほぼ毎日何かしら体を動かすようにしています。
ジムに通っていない方は、まずウォーキングから始めましょう。
今すぐできることを一歩ずつ始めてください。
気づけば、今年ももう半年が過ぎました。
暑さが厳しい時期ですが、無理のない範囲で身体を動かしていきましょう!