起業・独立について
私が起業・独立を始めて意識したのは大学を卒業後勤めた会計事務所にいたときのときでした。この業種に勤めたのは漠然とですが、将来経営者になる準備をし、知識を身につけたいと思っていたからです。
毎日、町の商店の社長さんから、地場産業では中核を担っている会社の経営者の方までお会いする機会があり、その苦労話を聞くことが多々ありました。新卒の私にも気さくに話をしてくれ、いろいろと人生の勉強をさせていただきました。
当時の私の仕事の内容は、業界の方は良くお分かりになるかと思いますが、知識も無い新卒の人間にとってはとてつもなくハードルが高く、毎日毎日大変な思いをしていました。
だいたい毎月10件から15件程度のお客様の会社に行き会計処理の確認、経営に関するアドバイスをさせていただくのですが、そんなことできるはずもありません。だから当時はめちゃめちゃ勉強しました。仕事に関しても忙しい時期は夜中まで仕事というのが1、2週間続くのはあたりまえ。若さだけで保っていたような気がします。
お客さんのところへ向かう車の中ではいつもイメージトレーニングをしていました。今日はどういう展開で話を進めて、結論はどうやって・・・とか。だから毎回お腹が痛かったような記憶があります。結果を出してもらいたいという一心で身体が動いていたような気がします。今は精神力が付いたのか、まったくといっていいほどそういうことはなくなりましたが・・・。
しかし、この頃勉強したことが今につながっているような気がします。何をするにも基礎が必要ですが、その基礎が身に付いたのがこの頃だと思います。だから、学校を卒業して最初に付く仕事はとても重要ではないかと思います。
その後、学生時代からずっと思っていた英語を身につけたい!という夢をかなえるためカナダに2年間留学しました。帰国後は英語力を生かせる仕事につきました。起業したい!とは思っていましたが、現実になるほどではありませんでした。
その熱が再燃したのが、ロバートキヨサキ氏の金持ち父さん、貧乏父さんを読んでからです。正直初めて読んだときは何を言っているのかが全くといっていいほど理解できませんでした。しかし、何度も読み、知識をつけていくと見えてきたのです。何をすればいいのかということが。
ここ数年は、さまざまなセミナーに結構出ました。営業、ボイスレッスン、不動産、FX、株・・・。キャッシュフローゲームも結構やりました。加圧トレーニングインストラクターになったのはそのビジネスの一環としてです。この仕事をしながら、また次のステップを踏み出す準備をしています。
金持ち父さんを読んで、何をしていいのか分からないという人が結構います。私が思うのは、まず自分にとって、S(事業主)もしくはB(ビジネスオーナー)になるものを見つけることです。それは全員違うと思います。それを見つけてしまえば後は動くだけです。
私も目標を確実にクリアしていくつもりです!!