本田直之さん、レバレッジ英語勉強法セミナー
一昨日、アルク主催、本田直之さんレバレッジ英語勉強法セミナーに参加してきました。
年齢層はさまざまで、本を出版することの影響力の凄さを感じました
本田さんは、年の半分をハワイ、残りの半分を日本で生活されている、ビジネスコンサルタントです。
奥様はなんと、ワークライフアンバランスの著者、田島弓子さん
ご夫婦で全く逆の行き方をしていると言って会場を沸かせていました。
本田さんのセミナーを簡単に要約してみます(今手元にメモが無いので記憶があいまい)
まず最初にスクリーンに映し出されていた言葉、
「3ヶ月で喋れるようになるか、一生喋れないかどちらかだ・・・JPモルガン」
この言葉は英語学習者なら、誰でも一度は聞いたことのある言葉ではないでしょうか?これはJPモルガンがドイツ語を習得しようと思ったときに言った言葉だそうです。
セミナーの内容は・・・
日本の英語ビジネス市場の金額 → 3500億円
これは世界的にみると・・・なんと世界第一位。
これに反して、TOEFLのアジアでのスコアランキング。18ヶ国中、なんと16位。
この結果からお金はかけているけれど、全然しゃべれるようになっていないのが現状!!
本田さん自身、26歳まで英語は話せなかった!
英語は、やらないと損!!そのためにはまず、「思考停止のクセ」を直すことからはじめるということ。思考停止のクセとは色々と言い訳をつけて、結局はやらないということ。
レバレッジ英語勉強法とは・・・
楽に英語を学ぶためのものではなく、効率よく最小限の努力で英語を身につけるための方法。
80:20の法則・・・プロ選手は80の練習時間に対して、試合20をこなしている。
99:1の法則・・・それに対してサラリーマンはインプット1に対して99の時間を仕事に費やしている・・・。
これを見て分かるように英語はやってもの勝ち!!
1.情報格差(インターネット社会のため)
2.収入格差(ビジネスチャンスを逃す)
3.時間格差
4.人脈格差(国内にとどまらない)
5.楽しみ格差(旅行など)
6.思考格差(日本国内だけにとどまると思考が単一化してしまう)
日本人が英語が出来ない最大の理由は→メンタルブロック=○×式の英語教育を長い間受けてきたため、間違いを恐れ、話すことが出来ない。性格は変わらないが、思考停止のクセは変えられる!!
英語は、さまざまな国で話されているため、発音や文法なんてどうでも良い!!
英語はコミュニケーション能力が大切!!
例:シリコンバレーの48%が移民で構成されている。ロンドンのサービス業で働いている76%が移民。
これをみると分かるように、ネィティブスピーカーでは無い人たちが産業を支えている。
英語勉強法7つのウソ・・・
1.英語を聞き流すだけで英語力はUPする。(興味が無いもの)
2.映画・TVを字幕無しで見る。(映画は難しい)
3.英会話スクールに行く。
4.TOEICを受ける。
5.単語をたくさん覚える。
6.中学の教科書をやり直す。(現実の世界では役にたたない)
7.とりあえず留学する。
レバレッジ英語勉強法では英語が出来ないと次の格差が生じると書かれている。
英語は、偏った勉強に限る!!(自分の好きな分野のものを徹底してやる)
レバレッジポイントを超える!!
即効性・・・会話
遅効性・・・リスニング、発音など
1.INPUTでは偏った単語を覚える
2.20個程度の偏ったフレーズを覚える(GET、HAVE、TAKEなど)
3.きっかけフレーズ。あいづちフレーズを覚える
簡単な言い回しの罠・・・馬鹿にしてみんな覚えないから話せない
筋トレリスニング!!→偏ったリスニング!!
OUTPUT
マンツーマン英会話(カスタマイズできる教師を選ぶ)
自己紹介の練習を徹底してやる
3か月と期間を決めて、旅行・出張などに行く!
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だいたいこんな感じでしょうか???
私の感想としては、レバレッジ勉強法は、通訳が取り入れている勉強法だと思いました。
私が、通訳の勉強をしているときには、上記のような方法を徹底して2,3日の間で行っていました。
こうすると、1つの分野のことにくわしくなるし、リスニング力もアップします!!
ただ大きく違うのは、レバレッジ英語勉強法では好きな分野に徹底して行う!!ということです。
こうすると英語力の伸びも非常に速いと思いました