儲かる商売
カテゴリー起業・独立
今日は私が会計事務所時代に見ていたお客さんの話をしたいと思います。
みなさんは儲かる商売ってなんだと思いますか?売上が多い会社???年商200億とか聞くとすごいと思いますよね!!
しかし、私が思う儲かる会社とは仕入れの無い、あるいは極力少ない会社を指しています。
会計を知っているいる方ならこの式は簡単に理解できるでしょう。
売上高-仕入高=売上総利益
売上総利益-経費=経常利益
たとえば、今年売上が100円。それに対する仕入が90円。だとしたら売上総利益、粗利は10円です。
もし仕入が無ければ、どうなるでしょう?100円が丸々粗利になります
たとえば経費が5円だったとすると、経常利益は、粗利が10円の場合は5円。粗利が100円だと95円になります。
これを見てぱっと気がつく人は鋭いと思います。同じ売上でもまったく意味が違います。
もし私が、ビジネスでやるなら必ず在庫を抱えないですむビジネスにします。
代表的な例で言うと、英会話教室。もしこれを個人でやるとしたら、仕入は一切かかりません。言い方は悪いかもしれませんが、利益を調整することも自分のサジ加減一つとなります(脱税ということではありません)
なぜ私がこういう話をしたかと言うと、私が昔働いていた事務所のお客さんにこの典型的なパターンの方がいらっしゃったからです。
家族で会社を興しており、社員数5名。仕入なし。売上2億という会社がありました。粗利2億円です。
こうなるとジャンジャン儲かります。働けば働くだけお金になります。事務所も自宅を使っていたためほとんど経費がかかりません。かかっていたのは人件費が主でした。
私もここまでとはいかないにしても、それに近い形のビジネスをやっていけたらと思っています